初めての海外送金物語
ドイツの銀行に家賃の振込をする必要があり、人生初の海外送金しました。いくつか罠があり、メモりました。
※2019年3月時点の対応であり、今後制度も色々変わるみたいなのでご注意ください
2月後半:三菱UFJ銀行のグローバルダイレクトに申し込む。
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↓海外赴任者は全員、ネットで便利に海外送金出来るグローバルダイレクトに申し込むように会社から指示があり申し込んでいた。
↓印鑑が古くて登録やり直す遅れ要因はあったものの、標準リードタイムだし、特にすぐ使うこともないだろうと余裕をこいていた
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3月半ば:赴任先のアシスタントさんから、3月29日までにアパートの家賃とデポジットの合計で4500ユーロ(60万円弱)を指定先の口座に振り込むように言われる。※なお、4月初旬のビザ登録の際に、住所が必要なのでアパート契約は必須のことで急ピッチで契約を進めていた
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↓そこそこ焦る。
↓額もさながら海外送金したことないし
↓てかIBANってなんや、、
↓あ!いまこそグローバルなんちゃらだ!
↓そろそろ申し込み終わってるはず!
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3月半ば:三菱UFJ窓口に相談しに行く。お姉さんより「そもそもグローバルダイレクトは入国するまで使えませんよ?」とのこと。そういえばそんな説明受けたな。「普通の口座でも、海外送金は出来ますケド、この窓口では受け付けてないのでテレビ窓口(各支店にある、ボックス的なもの)に相談するように、但し審査がありますんで送れるかはわかりませんけどねぇー」との非情のコメント(自分が悪い)。この日は口座に金もいれておらず、準備をしていなかったので、テレビ電話窓口には次の日に行くことにする
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↓かなり焦る。
↓最悪、ビザ取得に失敗?現地の給与口座も開設できず、、赴任早々とびきりの無能君の烙印を、、?
↓ワーストケースが頭をよぎる
↓仕事でもミスを連発
↓すでに口座を持っていた楽天銀行でも海外送金できることを知り、backupとしてネットでマイナンバー登録の申し込みをしておく
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次の日:三菱UFJ銀行一階のテレビ電話へ
ATMエリアの隅にあるボックスへ。前からこのボックス謎の存在だったけど、まさか自分が使うことになるとは。使用中だったため、警備員さんにパイプ椅子をだして貰って待つ。若干、恥ずかしい。
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↓30分弱位まってようやくin
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関西弁の抜けないおばさまとテレビ電話開始
送金の理由・送金先の国、いつまで入金したいかの希望等を説明。ボックス内横の壁に番号付きの小袋が幾つかひっかけてあり、この番号の規則を持って帰って読むように指示される。
そのボックス内で、紙をスキャンして共有出来るようになっており、現地アシスタントさんから貰っていた口座の名義、IBAN番号を見せたところ、「ええ、これだけですか?ぼく、他に情報お持ちじゃないの?」と、煽り風のリアクション。いわく、
・本名(外国人はミドルネームあるかもしれないからうにゃうにゃ)
・口座が作られた支店名、住所
・アパートの振込なら、その契約書も
さらには、
・三菱UFJの口座にこの金額を振り込んだ元の口座の通帳もってこいや!!マネロンダリング対策厳しくなってるんじゃオラオラぁ!!(給与口座がSMBCなので、そこから普段使っていない三菱UFJの口座に移しただけなのですが、、、イライラがピークでマジでこう聞こえた)
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↓この頃、職場でドイツ赴任経験のある先輩に顛末を話したところ「IBANには支店情報含まれてるんじゃない?そのための番号でしょ」との意見もあり、テレビ窓口に不信感を抱く。
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↓感情的に、テレビ窓口にはもう行きたくなかったので、楽天銀行に賭けてみることを決意
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・次の日 まだ楽天銀行海外送金申込手続き中
楽天銀行のネットの該当メニュー、まだ「申し込み手続き中」のエラー
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・次の日 楽天銀行海外送金開通
申し込み出来るようになった!!キタ!!まずは振込先情報を登録。IBANを入れると、支店名とかがバーーーッと表示される。これこれ!これだよ!こういうのでいいんだよ!!そして、そんなに難しい操作もなく4500ユーロを無事送金完了。
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・約2日後 先方も入金を確認
楽天銀行神!!!
もともと楽天プレミアムカード持ち、ケータイのSIMも楽天モバイルの楽天信者でしたが、こうしてまた囲い込まれていく、、
今回学んだこと
因みに三菱UFJは、6月から店頭(テレビ窓口)で現金で送れなくなるらしいですね。やっぱりマネーロンダリングの対策で審査が厳しくなってるようです
店頭(含むテレビ窓口)における外国送金手数料の改定並びに現金による外国送金取引の受付終了のお知らせ
https://www.bk.mufg.jp/info/pdf/20190301_soukin.pdf
https://www.bk.mufg.jp/tsukau/kaigai/soukin/
NHKの解約方法(海外赴任に伴う)
海外赴任に伴い、NHKを解約(ほぼ)しました。
やはり解約系は手続きがわかりづらいので(どこも入会はスムーズですが、解約は面倒)やり方をメモっておきます。「ほぼ」とあるのは、まだ解約用紙をこれから受け取り、提出し次第の解約となるためです。
1. NHKふれあいねっと の フリーダイヤル 0120-151515 あるいは 050-3786-5003(有料)に電話する。
※3月下旬の金曜日17時ごろにかけましたが、フリーダイヤルは、一瞬で「通話中」の音(ツーツー)が流れたので、有料の方にかけました。有料の方は一応自動音声にはすぐにつながり、そこからの待ち時間は、5分くらいだったと思います。
「海外赴任するのでいったん解約したい」と開口一番に伝えると、スムーズに手続きに入っていただけました。ちょっと、引き留められたりするのかな?と思っていましたが、全くそれ以上の理由の深堀も、引き留めもありませんでした。
2. お客様情報の確認の為、氏名と住所などを伝える
お客様番号が必要、とあるサイトもありましたが、自分の場合はわからない旨伝えると、住所などの情報から契約情報を調べてくれ、お客様番号は必要ありませんでした。
3. 出国日・解約用紙郵送先の住所の確認
解約用紙が届いて、提出してから解約となるそうです。
4. 4月分の払い戻しが発生した場合の銀行口座を伝える
自分の場合、3月までの支払いはクレジットカードに手払ってありましたが、もし手続きが間に合わず、4月以降に支払いが発生した場合はご親切にも払い戻してくれるそうなので銀行口座を伝えました。
あくまで、海外赴任中に見れもしないのに支払うのはさすがに無いな・・・と思ったため解約しましたが、NHKのコンテンツ好きなので、帰国したら再契約します。
The Economist 電子版の解約方法
英検の為に購読していたThe Economist電子版を、海外赴任前のクレカ更新の事情でやむなく一旦解約した際、方法が最初分かりづらかったのでご参考に。
下記ページに解約方法とメールテンプレがあり
https://t.co/LqCupinkmc
下記宛先にメール(アジアチーム)して解約出来ました
https://t.co/zCK349LRaK
最初に方法を見つけるのは分かりづらかったですが、その後のカスタマーサポートの対応は良かったです。確か、購読中止後の期間でに既に払ってしまった分はrefundしてくれるとか言ってました(うろ覚えです)。また生活が落ち着いたら購読しようと思います。
⑤英検1級二次試験結果(スコア内訳)
下記にて、合格でした。
これまで一次試験に落ちてきた回数(失望の繰り返し)、ライティングの得点の低さ、二次試験の質疑応答の出来から、不合格を覚悟していましたが、思ったより高得点をいただけました。やはり、インタラクションは相対的に低めといった感じですが、これまでの長い道のりが報われた思いで大変嬉しく思います。
もうすぐ海外に赴任するため、受験できるのはしばらく先になりますが、帰国後、また受験したいと思います。
自分の意見を主張する為に、世の中で起きていること、いろいろな知識の引き出しを多く持っておくことが重要だと感じました。英語の勉強に加えて、仕事に関わる勉強、趣味をさらに広げてまいりたいと思います。
④英検1級2次試験当日
二次試験当日についてです。緊張と時間がたって忘れてしまったこともあり、覚えている範囲で記載します。
・会場入りまで
事前のネットのリサーチにより、
・到着順の受験となり、多少時間に余裕を持って到着してもかなり後の面接になる
・会場で受け付け時点で携帯の操作が禁止になる
らしいという情報を得ておりあらかじめこれまでネタ・スピーチ考えのまとめを印刷し、1時間半ほど前に会場入りしました(自分は集中力が持たないタイプだったので、早めに終わらせたいと思っていました)。確か、9時半開始と10時半開始の2つのスロットがあり、自分は2つ目のスロット目としての受付を5番目位に早い順番で済ませ、あまり待ち時間なく最初のグループとして面談を設定できました。
・最初の待機場所→面接室までの移動
2スロット目最初のグループの一員として面接室の居室の前まで移動します。そこで10分ほど待機がありました。待ち時間の際、ハリーポッターのロンがシュッとした感じの、ブルーの細見のスーツをびしっと決めたスキンヘッドのおじさん(以後ロンと呼びます)が、トイレ休憩の為か出てこられ、隣の教室での面談を待機していた、帽子を被ったを若めの受験者の方に「ナイスハット!」とか何とか声をかけられていました。インタラクションで点数稼ぎたいと思っていたので、あの人いいなぁ、と思いました。
・入室
ロンがトイレから戻ってきた後、タイムキーパ役の日本人の方に入室を促され、入室。その方がドアを開けてついていく形だったので「ドアをノックしてMay I come in」とかは言いませんでした。かなり緊張していて、あたふたしておりました。
・挨拶
面接官は、ロンと日本人の女性の方(翻訳をしてる風だったので、以後翻訳家さんと呼びます)。ハロー、ハロー、くらいのあいさつをそこそこに、ロンに座るように促され、ロンと翻訳家さんからお名前の自己紹介紹介があり、自分の名前と英検一級の受験することで間違いないか、とかの確認がありました。イエスと答えた後、ロンから"Tell us about yourself"を言われます。
予めネタは考えていましたが、緊張がピークに達しており、2秒弱固まった後、声が裏返るギリギリの上ずった感じで「IT企業に勤めている(具体的に会社名も言いました。これは、ネイティブの先生との練習で、もにゃもにゃしてないで言い切った方がよい、というアドバイスを受けていたため)、担当している製品はこういったもので、職種はこう、近々海外赴任する」とあらかじめ決めていた内容を何とか絞り出しました。「へー、海外に住むの楽しみ?」とロンからお決まりの質問があり「yes, exited!初めての海外に住むので」と答えたところで終了。
そういえば、その後トピックカードの説明か何かを、翻訳家さんにされたときに、言っていることが聞き取れなくて「えっ??」って言っちゃった気がします。
・トピック選び・スピーチ検討(1分)
5つのトピックの最初に、過去に出題されたと思しき(?)
多国籍企業は力を持ちすぎているか
というトピックスがあり、これに即決めました。GAFAがらみで何か言おうと思い、そのころ話題になっていたAmazonのニュースが頭に浮かびましたが、他にアイデアも浮かばず、過去問対策であらかじめ類似の質問対策で考えていた、自分の勤務先が置かれている環境に絡めたストーリーで話そうということだけ決めました。
後の4つのトピックスは、一応目だけ通しましたが、全く頭に入りませんでした
・スピーチ(2分)
①導入
対策本とかで出ている「反対意見もあるけど、私は賛成です」といったことを機械的に言った覚えがありますが、いちいち「反対意見あるけど」は言わなくてもよかったかなと思います。
②理由の説明
理由の1つ目に、日本でもGAFAが力を持ちすぎていて問題になっている。
その例1として、Amazonが出展店舗さんに不利な条件を強いた、といったニュースが話題になっている、と述べました。反応も、悪くなかったと思います。
その例2として自分の勤めているIT企業はGAFAとビジネスドメインが被っていて、マーケットシェアを失っている、政府はもっと国内の企業を保護すべきだ、と説明しました。これも、具体的だったかわかりませんが、反応は悪くなかった気がします。冒頭で企業名を言いきっていたので、相手もイメージがしやすいようでした。
例3として、アメリカでもHuawai製品を排除する動きがあること、セキュリティ問題が口実だが、その実国内産業(CiscoやHPEとか)の保護であり、日本でもその動きに追従して、やっと国内企業の保護に乗り出している事、を述べました。
理由1つと例3つで、結論もないまま時間を迎えてしまいました。ただ、「小ぎれいにまとめるよりは実例を突っ込む」ことに重きを置いていたので、自分の中では良しでした。時間切れとなった時も翻訳家さんにもやさしく「OKですよ~」的なことを仰ってもらえました。
「ビジネスわかっている風」にちょっとイキりすぎたかもしれないなと思いました。これが、質疑応答の1つ目に難しめの質問が来た原因かもしれません。
・質疑応答(4分?)
質問:1つ目、ロンから早口で何かを聞かれましたが、本当に一切理解できず、「えっそそそーり?」と聞き返しました。ロンはチッ・・といった仕草で「知らないか、いや、僕が悪い、これはアメリカで使われている表現だからね」とかなんとかフォローしてくれ(てかロンイギリス人じゃなかったんだ)、別の言い方で質問をもう一度繰り返してくれましたが、3センテンスくらいあるうちの最後のセンテンスしか理解できませんでした。
→これ以上聞いたらマズイ雰囲気(会話が成立しない)だったので、ほぼあてずっぽうで、ある程度の長さの文章で何かを答えましたが、ロンは怪訝な感じだったと思います。
質問2:翻訳者さんから、何か聞かれたような気がするのですが覚えていません。
→多分さえない返事をしたと思います。
質問3:ロンから、上記の私の回答に絡めてか「いろんな国の間で、ルールを定めるのはどう?」というような質問がありました。
→「いいと思うけど、その手の決め事ってステークホルダーの間の調整が難しいから。この国は肉を売りたいとか、この国はこの産業を保護したいとか・・・Good if possible(愛想笑い)」と、これもさえない返事をしました。素直にイイネと賛同して方法とか述べた方がよかったかもしれませんが、思いつきませんでした。
質問4:翻訳者さんから「国内企業を保護しても消費者目線では、いいサービスが受けられないんじゃない」
→想定していた質問でしたが「その通り、まったく同意です、Amazonのサービス大好きですしhaha。自分の会社も政府に守ってもらっているばかりではだめだと思います。自分にできることとして、競合他社やマーケットの情報を常にインプットして、製品やサービスが魅力になるように勉強しています」と、説得力のない答えになってしまいました。翻訳家さんは、うーん・・といった感じでしたが、ここで、ちょうど時間になり面接を終わりました。
スピーチは、少なくとも自信がある風に、作戦通り実例を挙げながら話せたかな、と思いつつ、質疑応答がちょっとマズかったかなぁという印象でした。1次試験でリスニング89%の得点を得ている状態でしたが、面接官二人それぞれ一回ずつ、なにをいっているのか聞き取れないときがあり、試験の雰囲気なのか、interactiveなコミュニケーションの難しさを感じました。
ただ「当てずっぽう・さえない返事」、等と書きましたか、一応入社以来海外関係の仕事をしており、自己評価が低いのかもしれません。先日も、英会話レッスンのネイティブの先生からも、humbleすぎる、自信を持てと言われました。
自分も二次試験の前に、採点基準が一番気になるところでしたので補足しますと、少なくとも黙りこくる事はしませんでした。
③英検1級2次試験に1発合格した勉強法について
二次試験に向けた勉強についてです。1次試験の結果、ライティングが50%しか得点できていなかったため、英作文よりさらに難易度の高いアウトプット能力を求められる二次試験に向けてかなり焦りを覚え、時間やお金に糸目をつけず対策を行いました。
二次試験に向けた対策として行ったのは以下です。数字が若い方が等に重要と思います。
- 過去問を解く
- 時事ネタのインプットとそれに対する自分の考えの整理
- ネイティブによる英会話レッスン(4回程度)
- オンライン英会話(バリューイングリッシュでスピーチの練習x4回程度)
- オンライン英会話(DMM英会話で時事ネタのインプットx15回くらい)
1. 過去問を解く
受験前にネットで「過去問と同じ問題は出ない」という情報を見た覚えがありますが、私の場合、過去問題と同じ(か、ほぼ同じ?)トピックがでました。※確かに、英検は試験後に問題が公開されるので、一言一句まったく同じトピックはあり得ないと思うのですが・・・
いずれにせよ、見覚えのある問題が二次試験本番のトピックカード5つのうち一番上にあり、即それを選びました。これが合格の決定的な決め手だったと思います。過去の出題トピックがまとめられているサイトがあり、一次試験合格後、2015年以降の過去問について①自分の賛成・反対の立ち位置②理由2つとそう思うに至った実例をwordにまとめていきました。1回分の出題が10トピックあり、すべて完璧に行ったわけではありませんが、やっておいてよかったです。
2. 時事ネタのインプットとそれに対する自分の考えの整理
書店に売っている時事ネタ系の本を購入し、過去問と同じく各時事ネタに対し①自分の賛成・反対の立ち位置②理由2つとそう思うに至った実例をなるべく整理・
ストックするようにしました。私はIT系の企業に勤めており、AI系、自動運転、ドローン等のトピックはとっつきやすかったため、重点的に意見をまとめるようにしました。
3. ネイティブスピーカによる英会話レッスン
英検試験の1か月ほど後に海外赴任の予定があり、タイミングよく会社の費用でネイティブスピーカ(イギリス人)によるレッスンを2時間x1回/週、二次試験 の前までに4回ほど受けさせてもらっていました。高額ですので、会社の負担でなければ受講しなかったと思いますが、余裕のある方は比較的安価な?オンライン英会話でも、やはりネイティブと話す練習はされた方が良いと思います。
・超初歩的な英語コミュニケーションの基本をおさらいできた
「How are you?と聞かれたら必ず相手にも聞き返せ!」とか、握手の仕方、アイコンタクト、ジェスチャー等の、基本的なレベルなのでしょうが、英語圏のコミュニケーションの何たるかを教えてもらえました。
・スピーチについてのフィードバックが的確
As for やRegardingを多用しててくどい・無意味に話すスピードをスローにするのはやめろ等、自分ではなかなか気づかないフィードバックをもらえました。また、スピーチの構成について「ロジカルだがExampleが乏しい」といったアドバイスをもらい、そこから意識して時事ネタをインプットをするようにしました。
・発音に関する指導が的確
やはり格安オンライン英会話の非ネイティブ先生では指摘されないところまで指摘してくれると思います。
※長年全く意識していなかったですがTravelとTroubleが全く同じになっている、と指摘されたり、定番ですが、thの発音を口酸っぱく指導してくれたりとです。
・相手を説得する場面での練習がリアル
高圧的な上司を説得する、といったシチュエーションの練習を、容赦なくやってもらえ、なかなか心が折れかけましたが(前述の「トラベルとトラブルの区別がつかないから君の話は理解不能だ」とか、延々と詰められ、泣きかけました笑)、二次試験でもネイティブと対峙する際の良い練習になりました。
4.オンライン英会話(バリューイングリッシュでスピーチの練習x4回程度)
バリューイングリッシュさんの英検1級2次試験講座を受講しました。合計5回まで、フィリピン人の先生によるレッスンになります。(内1回は、私のネットワーク回線のトラブルでキャンセルしました)5つのトピックスから一つ選んでスピーチ+質疑応答の練習、そのあとフィードバック・・・という構成でした。
1次試験合格直後に初回を受けたのですが、2分間という時間の感覚をつかむのと、客観的にフィードバックをもらえるので初めて二次試験を受験する方は早めに受けると良いと思います。※主観的な感想ですが、自分の情けないスピーチに対する先生の残念そうな顔と、お手本スピーチ例の差に愕然とし、準備のねじを巻くきっかけになりました。
2次試験1週間前までに4回の受講を終え、残りの準備期間で「導入~理由2つ+実例~結論」をまとめられるようになるのは難しそうだ・・・という考えに至り、理由とその具体例を出来るだけ出すことをベースの目標に、なるべく試験までに時事ネタをインプットする対策に力を入れることにしました。
5. オンライン英会話(DMM英会話で時事ネタのインプットx15回くらい)
ノンネイティブ先生に1日2回までレッスン受けられるプランを取りました(追加料金でネイティブプランというのもあるようです)。Daily Newsというコースの教材が、時事ネタのインプットとして非常に優秀だと思います。
https://eikaiwa.dmm.com/app/daily-news
このコースは、カテゴリ(テクノロジー、環境、経済、ビジネス、健康、教育 等々)ごとに時事ネタがまとまっており、任意のトピックスを選んで音読した後、トピックスに関係した質問を受ける形になります。
Consとしてフィリピン人系の先生が多い中で、発音はあまり注意してはくれない印象がありました。私は、前述3.でネイティブの方に週に1回ぼこぼこにされていたので「DMM英会話は褒められるだけでいいや~」と割り切っていましたが、これをうのみにしない方がよいと感じました。(ネイティブ系の先生のプランもあるので、気になる方はそちらを選べばよいと思います)。